大人の活脳道場とは

脳を活性化させる思考教具

パズル教育研究所の監修による、自分でできた喜びと、考える楽しさを体感することで、主体性を養うパズルです。

ひも通し

平面図形の対象感覚を育成できる点も特徴です。やり直せばやり直すほど指先脳力が鍛えられ、思考力も向上します。

フォープレイス

ナンバープレイスをアレンジした算数パズルは、複数のことを同時に考えながら解いていくので思考力の育成に最適です。

ビルディング

実際に指を動かして観察・試行錯誤をくり返すことで、平面と立体を置き換えてイメージする力、立体にイメージする力が養われます。

立体四目

平面だけでなく、上下、前後、左右、斜めもイメージして空間認識を育成、多くの選択肢から先読みして考える仮説思考力も育成できます。

認知機能と健康関連QOLを向上させる「活脳」の効果

認知機能低下の防止と認知症予防

加齢とともに、記憶・言語・空間を認知する機能は低下します。これら3つの認知機能が低下すると、認知症予備群ともいえる軽度認知障害へと移行することがあります。軽度認知障害を持つ方は、1年間で約16%の人がアルツハイマー型認知症に移行する一方で、35%の人は改善することも知られています。認知機能低下の防止と認知症予防には、生活習慣の見直し、認知機能の活性化、人との交流が有効だとされており、WHOのガイドラインにおいても認知症予防が推奨されています。「活脳」は段階的に難易度が高くなるプログラム構成で、言語課題、空間認知、思考力などを問う課題が設定されており、段階的に難易度を高くしていくことで認知機能を向上させます。

調査概要

弊社が運営する高齢者施設YASURAGIでは、週1回「活脳」を実施しています。認知症がない、もしくは軽度から中等度の「活脳」参加者に、認知機能の変化と健康に関するQOLの変化の調査にご協力いただきました。
(調査期間:2021年1月から6月)

一般社団法人日本社会福祉マネジメント学会
2021年7月9日(金)

調査対象について

月1回以上「活脳」に参加頂いたご入居者を「参加群」、月1回未満のご入居者を「不参加群」としました。調査に協力頂いた38人(平均年齢81.3歳)のうち、参加群は18人(平均年齢82.3歳)でした。

簡易認知機能検査得点の変化

5ヶ月で2.1点向上(19.2 ▶21.3)

参加群の簡易認知機能検査結果(30点満点)は、開始時の平均は19.2点でしたが、5か月後は21.3点となり不参加群に比べて有意に向上しました。

健康関連QOL得点の変化

5ヶ月で0.11点向上(0.46 ▶0.57)

また、健康関連QOL(最大1.00点)においても、参加群の開始時の平均は0.46点でしたが、5か月後は0.57点と不参加群に比べて有意に向上しました。

活脳で脳機能が活性化し、QOLが向上

参加群が不参加群より簡易認知機能検査の得点が明らかに向上していたことは、活脳を実施することによって脳機能が活性化し、認知機能と健康関連QOLが向上したことを示しています。認知機能が低下すると言語想起や思考力が低下し、人との交流が減少する傾向にありますが、「活脳」は、思考力を問う課題を行うことで言語分野における機能を向上させ、コミュニケーションに必要な「会話を考える力」も回復させます。また、空間認知機能と思考力の向上は転倒しやすい場所の発見能力を高めるため、事故予防にも効果的です。